15/ 10/ 2022
さっきひさしぶりに『炉心融解』を聴いた。
史上最高に廃人だった頃、約二年前に聴いていた、あの夏を思い出す曲。
ひさしぶりに聴くと、こんなに細部まで綺麗だったのかという思いがした。でもあいかわらずいやにドキリとするような、内を刻まれるような感覚もする。
昨日、一昨日ホーキング博士の本をはじめて読んだ。『ホーキング、宇宙と人間を語る』という本だ。…さすがというか、わたしのような所謂理系の学習をしていない人でも想像しやすいように、書かれている。近視眼的でもなく、衒いもなく…ただそこにある理論を可能な限り公平性に公平性をもって物語っている。そういう印象を受けている。…なによりたのしい。「駐車場で場所の取り合いをするシマウマ」がそこにいると、観察者がそう言うのならそうなのだろう、といったようなくだりでは、「そうか…シマウマが駐車場で場所の取り合いか… シマウマが駐車場で。?」と絶妙な例をあげられたり、球場の金魚鉢から見た世界のゆがみについて、金魚がどう世界を認識して、その歪みありきで外界の法則性についてつくりあげた公式、法則もまた正しいというくだりでは、人間の情報を受容する器官による「ゆがみ」、それ以外のあらゆる「ゆがみ」について思いを馳せることを促してくれた。そもそも「ゆがみ」とは?
この世界が「五次元の世界の落とす影」だとしたら?
「五次元の世界」をどう「認識」することが「できる」のか?
この太陽系があるのとはまた別の性質、環境を持ちうる無数の宇宙がほかに自然に発生しているのなら、それらをどう「認識できる」のか?
…自分でも、読みかじりのことで、いろいろ変なことを言ってるかもしれない、と思って、わたしがそういった多次元や宇宙、超常現象、とでもいったものに興味関心をもつきっかけになった原因について思い出したりあげたりしようと思った。
- 怪盗クイーン シリーズ (はやみねかおる)
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とくに昨晩読み返した『モナコの決戦』
- 4D (橘尚毅 汐里)
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以前『モーニング』で連載しているものを読んで影響を受けた
- 手塚治虫 作品
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7、8歳の頃あたりからたしか読み始めて、多くの衝撃を受けた
- コズミックフロント
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数回しか見たことがないが好きな番組
などがぱっと思い浮かぶ。
そもそも父が月刊ムーなどが好きなタチなのだ。その影響をきっと受けている。
いやしかし手塚作品にはさまざまに影響を受けていることは間違いないと、ときどき思い出す。実感する。どこまでもあらゆる方向、方角に限りなくひろがっていく世界が、ときにはこわいと青ざめながらもわたしに与えられていっていたのだと、実感するようになったのである。
もちろん上記以外にもたくさんの作品や、人、言葉、等々がわたしに影響しつづけてるのだろう。