2/ 10/ 2022
昨日、このサイトをかなりたくさん変えたり、インスタグラムの方に、天然酵母などの溜まっていた写真をあげたりして、このサイトからもそちらにいけるようにして「やったやった」と思って眠るころに、肝心の文字を書いていなかったことに気づいた。
記念すべき10/1は文章を書き損ねた。しかしさわやかな秋晴れのいい一日だった。
内定式に行くのに、内定を辞退しようと思っているなんて、どんな顔をして行けばいいのだろう。
金曜日に辞退しますとオンラインで、担当の方に伝えたけれど、直接同期たちにも会ってみて、それから決めたらいいよというお言葉を受けて、猛然と「辞退」と「オーストラリア行き」に燃えていた私は、「んん、そうか…」となんだか丸め込まれてしまったような気持ちになって、
それから、向かいの部屋から出てくる父に、はじめて「内定辞退したい…」とひっそり話したのだ。
そしてそこから父にあらゆる背景を語るにあたってしゃっくりのような涙が始まって、30分だかそこらを、嗚咽をうるさいくらいに響かせて泣いたのだ。
父は途中で、泣いてるしまたあとで、と言って去ったので、私は4歳くらいのときと同じ部屋の同じ隅で、体を丸くして泣いていることに「ああ(あの10ヶ月でなんだか大人になったなんて思っていたけれど、…)」と気づいた。
こんなに泣くのは去年の11月ぶりだ。 でも、帰国してから、どこかずっと泣きたい気持ちになることが、多かった。 ようやく泣けて、安心するほどだった。
こんなとき、このがむしゃらのなかにいつもいつか必ず希望を見出す。だからわたしは、めいいっぱいの勘をはたらかせて、行く。
近いうちにここに、自分の死生観や、オランダワーホリという名前の期間にあったこと、昨晩思いついた住処の図案なんかをあげられることを楽しみにしながら。