さっきママにマッサージをした。
わたしはマッサージはする者とされる者が一緒にコミュニケーションを取り合いながらちょっとずつ勘を掴んで、上達していくもの、理解を深めるものと思っていた。会話や散歩のように正解はないと。
でもママは「ヘタにやると逆によくない」、「まずちゃんとしたマッサージ師さんにあんたもやってもらい」とおそるおそるだ。
そうか!そういやそんな考え方があったな!と逆にわたしは驚いた。
小中学生の頃、ちょっとやらせて~!みたいに痛くされるのがいやだったころはそう考えてたな、わたしも。と思いだした。
スペインで一つ年上のお姉さんに、「わたしもマッサージ得意なのよ、ちょっとやってみせようか」とやってもらったような気楽な気持ちよさ、スタイルや型なんて微塵も思わせなかった、ただそこに吹いた風みたいなマッサージ。
なぜか、アーユルヴェーダというものに興味をもって、マッサージにはいろんな型があるんだなということをあらためて知るけれど、わたしはなんでも吸収して、そのときの一番いいなって思えるものを自由にできるようになりたいから、…それでいいんだ。
でもわたしが、「沢山ためして経験を積みたい!」って言ったらわかってくれて、うつ伏せでマッサージをさせてくれて、明日のアロマオイルマッサージをわたしの経験のために予約しておごってくれたんだ、そのあとママ。
ありがとう!
やっぱりわたしね、なにがなんであっても、ここに帰ってきてよかったと心底思ってるよ。